ネタバレありの映画鑑賞記録です。ネタバレの嫌いな方はご注意下さい。
映画が中心ですが、一部演劇、ミュージカルもあります。

ダ・ヴィンチ・コード
ダヴィンチコード

■原作   ダン・ブラウン
■監督   ロン・ハワード
■製作総指揮トッド・ハロウェル 、ダン・ブラウン
■脚本   アキヴァ・ゴールズマン
■キャスト ム・ハンクス 、オドレイ・トトゥ 、イアン・マッケラン 、アルフレッド・モリナ 、ジャン・レノ 、ポール・ベタニ
■上映時間 150分


  公式HP

会社の同僚ちゃんの話では原作を読んでから行った方がイイとの事だった。
なんでも、難しくて、事前にある程度の知識ないと楽しめないとか。
でも、私は原作を読んでいない。
つい最近4冊も本を買い込んだばかりで原作読んでから行くとしたらいつになるか分からないなぁと思って、原作を読んでいないものの行ってきたわ(^^)
で、行った感想としては、原作を読まなくても楽しめるよ。
yahooのレビューを読むと、原作を読んだ人は寧ろ楽しめなかったよう。
読まずに行ったのは正解だったかな(笑)

同僚チャンが言っていたのは、キリスト教会が“隠したい”事柄について、ベース(歴史的な背景 etc)の知識がないと理解しにくいだろうという事だった。
でも、テンプル十字軍やシモン修道会や、「イエスとマグダラのマリアの子供がメロヴィング朝の始祖だった」なんて話は周知の事以上の話は出なかったし、ダビンチが「最後の晩餐」に“隠したコード”は、去年から何度もテレビの特集で観ていたからね。
でも、これらの事を知らなくても劇中で説明してくれるから大丈夫。
不安だったら、吹替え版がいいかもしれないけど。。。



#ストーリー

ルーヴル美術館長のソニエール(ジャン=ピエール・マリエール )が殺された。
遺体の周りには不可解な暗号が残されていた。
その暗号の中には、講演会のためパリを訪れていて、その日ソニエールが会うことになっていたハーヴァード大学のラングドン(トム・ハンクス)教授の名前が含また。
ラングドンはフランス司法警察のファーシュ警部(ジャン・レノ)に現場に呼び出されるのだった。
そこにソニエールの孫娘で、暗号解読者のソフィー(オドレイ・トトゥ)が現れる。
ソフィーは、現場の写真を見て、ソニエールが自分に暗号を残したことに気付く。
ソフィーはラングドンに協力を仰ぎ、ソニエール殺しの容疑者として追われながら、暗号の謎解きにとりかかる。
しかし、その謎はキリスト教の教義を覆す可能性があるため、2人は教会関係者からも追われることになる。。。




ハリウッド映画だから、「どんな困難に遭っても、2人は無事に謎を解く事が出来ました♪」となる訳だけど、謎を解くまでがスリリングで、あっという間の150分だった。
レイトショーだったから1200円だったけど、充分元は取れた感じよ(笑)

何より、パリとロンドンの観光地が盛りだくさんで、観光情報としても一見の価値はあるわ(笑)
個人的には、パリは3年前に行って未だ記憶に新しいから、ルーブル美術館の絵画やニケも勿論だけど、サン・シュピルス教会やノートルダム寺院、“ラングドン教授が泊まっているのはリッツホテルね〜”なんて、自分が行った場所が出てきて楽しさイッパイ。
ロンドンは昭和63年に行ったからもう18年も前の記憶だけど、“この通りはバスで通ったわ〜”なんて思い、ウエストミンスター寺院ではシェークスピアのお墓は見たのにニュートンのお墓を見なかったをちょっぴり後悔したり(笑)
ストーリー以外でも、なかなか楽しめる映画だったわ(^^)


さて恒例により(笑)、以下ネタバレあり。
と言っても、原作が嘗て類の無いほどのベストセラーなのだから、多くの人が知っているよね(笑)

トム・ハンクスはどんどんいい役者になるような気がする。
ラングドン役は、トム・ハンクスにしては珍しい感じだけど、良かったよ。
しかし、ラングドンの記憶力って凄い。
数秒見ただけで、文字列を覚えられるのだものね。
文章を覚えて、それを空で分解してアナグラムを解いてしまうのだもの。。。
私なんて、紙に書いても、数秒では解を出す事はムリだわ(^^ゞ
でも、閉所恐怖症になった経緯や、そもそも彼が閉所恐怖症だというのは、話の展開上必要だったのかなぁ。。。?
最後にソフィーに説教(?)する為にだけ必要なのだったら、カットしちゃっても良かったように思うな。


ソフィー役のオドレイ・トトは気品があって良かった。
ソニエールにプリンセスと呼ばれて育ったと言われても違和感が無かった。
でも、アメリカの暗号捜査官として登場した割りには、暗号解読はラングドン任せだったのは何故?(笑)
って、暗号捜査官と言うのは単にソニエールの遺体とラングドンに近づく為の方便だったのだけど、登場シーンでファーシュ警部を欺いてラングドンに秘密の連絡をするシーンでは“本当にCIAなのねん”って感じたわ(笑)

ただ、“女性”がキーワードになっているのに、女性はソフィー1人しか出ない事と、謎解きの為に赴いた場所で一瞬でそこが謎解きに関係ないと判る事で、この映画に於ける彼女の役割が“単なるお姫様”じゃないって解っちゃうのが残念だったね。
明かすのがちょっと早すぎた感じよ(笑)


ジャン・レノが脇役だったのにはちょっとビックリ。
贅沢な映画ね(^^)

役どころは、信じるものに忠実な正義感溢れる刑事さんだけど、途中から感情的になりすぎるのがなんか興ざめだったわ。
ファーシュは信仰の為にラングドンを捕らえなければならない事を(自分は)“神に従っている”と本気で思っていたのだから、ラングドンをなかなか捕らえられない焦りがあったのだろうけどね。。。
それにしてもね。。。
管制官を怪我させた事を咎めた部下の警部補君が、ファーシュの信念に簡単に同調するのは“信仰”が生活に新党している証左なのかねぇ。。。?

それにしても(×2)、自分が邪悪な組織から騙されて“駒”として使われただけと解った瞬間のファーシュの変わり身の早さ(!)
それまでラングドンを追いかけていた事なんて忘れて、そこにラングドンが居るのに一瞥もせずに“犯人”逮捕。
一瞬にして“刑事”に“目覚めた”のね(笑)


シラス役のポール・ベタニは恐かった。
ファイアーウォールの時の冷酷な銀行強盗役も恐かったけど、シラスはストイックな凄みがあった。
端正な顔立ちだからクールな役が多いのかもしれないけど、コミカルな役も見てみたい。


私的には、リー・ティービング(イアン・マッケラン)教授が、なんだか素っ頓狂な感じがした。
“素っ頓狂”というのは、イアン・マッケランの演技ではなくて、ティービング教授の存在そのもの。

オックスフォードの元教授で、とんでもないお金持ちで、「ああ、あそこ?」と言われるような有名なフランスのお城に住んでいるのに、敬称はイギリス風の“サー”。
これだけでも充分漫画っぽい素っ頓狂さなのだけど、彼の可笑しさはこれだけではない。

彼は本当は何をしたかったのだろう?
シモン修道会が守ってきた秘密を知りたかったとしても、それを知る前に「その秘密がばれればキリスト教が根底から覆る」と思っていたようだ。
これってヘンだよね。
かといって、キリスト教を邪教として排除するつもりもなさそうだし、利益相反のハズの会派の“導師”になっていたりする。
この人の存在は、なんだかなぁ。。。
って、映画だけの設定ではなく、原作で設定されているキャラなんだろうけどね。。。


私が観た映画館では、エンドロールの後に出る“コード”を見て応募するプレゼントがあった。
それで最後まで観てたのだけど、エンドロールに「この映画はフィクションであり実在する〜」というテレビドラマでよく見る記載があった。
これまで多くのフィクション映画を観たけど、こんなの初めて。
「神学的な解釈で問題がある」キリスト教会が言っているからの配慮なんだろうね。
でもね、何だかなぁ。。。
正式な学説でもない娯楽映画を観て、“これが真実だ”なんて思う人ってどの位いるのだろうね。
あぁ。。。ネオなクリスチャンのアメリカ大統領のブッシュ君は、学校の“生物”の授業で「“人”は神が造り、その起源はアダムとイブ」だと教えようとしているんだっけ。。。

でもさぁ。。。
キリスト教の“聖母マリアは処女受胎した”という1点をとっても、聖書だってフィクションでしょう?
(信者じゃない人間には、淫姦を戒めるキリスト教が“私生児”をあがめるのは何故?と思う人もいるらしいよ)
だったら、イエスが人間だった時に結婚していた話はそんなに目くじらを立てる事なのかしらね?
最近のマグダラのマリアの解説に、映画パッションで最後まで聖母マリアと一緒にいた“マリア”と言っているけど、あの映画における“2人のマリア”はまさしく嫁姑だった。
2人のマリアが嫁姑って事は、イエスが結婚していたという事だよね。
キリスト教会ではパッションを引き合いに出す“解説”はOKなの?

映画のエピローグでラングドンがソフィーに言った、「何を信じるか」でしょ。
クリスチャンがイエスをキリスト(救世主)であると信じているのであれば、それでいいのでは?
ダレがどんな“妄想”をしたところで鷹揚に構えていればいいと思うのだけどね。
騒ぐから返って見苦しくなるだけだと思うけどな。。。



ご参考
 ダ・ヴィンチ・コード 公式ファンサイト
 ダ・ヴィンチ・コード@映画生活
 ダ・ヴィンチ・コード:eikokutabi.com




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    TAXI NY
    、今日はTAXI NYを見てきた。

    この映画は、リュック・ベッソンの「TAXi」を、舞台をニューヨークへ移してリメイクしたもの。
    今回はドライバーも女性なら、敵役の銀行強盗も女性、それもとってもセクシーな美女たち。

    メッセンジャーからタクシー運転手へ転身したベル(クイーン・ラティファ)は、高性能の改造車を操り、圧倒的なスピードとテクニックで仕事をこなしていた。一方、ニューヨーク市警のウォッシュバーン刑事(ジミー・ファロン)は、腕は立つものの超ド級の運転ベタ。潜入捜査でドジを踏み、車を取り上げられたウォッシュバーンは、偶然ベルのタクシーを拾い銀行強盗の現場へ直行する。犯人は、モデル張りのスタイルを持った4人組の美女。こうしてベルは、ウォッシュバーンに巻き込まれ、美女強盗団を追うことになる…。(公式HPより)
    ニューヨークの街を、スーパーチャージを搭載した(ありえない!)タクシーで所狭しと疾走する痛快、ド派手なカー・アクション映画。
    何も考えずに、ただただ単純に笑える、楽しい映画。


    以下ネタバレあり。
    NYといえばイエロー・キャブ。
    原作(前作?)を見ていなかった私は、映画の出だしで自転車のアクションがよく理解できなかった。
    でも、ベルが単にスピード狂と言うのではなく、目的地に“早く”着くのが好きなのだと言う事は“解った”。

    で、退職祝いの記念品にチタンのターボチャージャー。

    何で?
    と思ったら、とってもステキな男性が登場。
    刑事のウォッシュバーンじゃなくって、ベルの恋人のジェシー。
    こういう顔の男性って好きだわ♪

    一方、ドジな刑事のウォッシュバーンは。。。
    初めは颯爽とした刑事ぶり。
    でも、直ぐに正体がバレて犯人グループに逃げられる。
    同僚が撃たれて、彼が車を運転することになるのだけど、これがなんと、運転オンチ。
    最初は、単に初心者なのかと思ったけど、実は強度の運転オンチ。
    結局運転免許は没収されるのだけど、それ以前に、何故免許が取れたのだろう?
    よく、アメリカの運転免許は、スタートとストップが出来れば取れると言われていたけど本当なのね〜と思えるようなオンチぶり。
    此処まで徹底していたら、笑うしかないって感じよね(笑)
    公式HPでは、“刑事としては腕利き”とあったのだけど、この時点で既にドジ男君。

    免許を取り上げられ、パトロールに配置換えされたウォッシュバーンが銀行強盗を追いかけてベルのタクシーに乗る。
    銀行強盗は真っ赤なBMWに乗ったセクシー美女。
    彼女らを見ているだけでも、男性は満足なんじゃないかしら?なんて思ってしまう程の美女ぞろい(笑)
    後で、ウォッシュバーンの元カノの警部補が銀行強盗の人質になるとき、同僚警官たちが自分が「人質になりたい」って言ってたけど、私が男性でもそう思うかも(笑)

    その後のカー・チェイスが面白い。
    NYの混雑した道を、道に詳しくないハズの外国人の美女強盗と道に詳しいハズのタクシードライバーのカー・チェイスだもの。
    普通だったら、タクシードライバーに有利。
    それに、“007”でボンドが運転する車のように、考えられない程の改造を重ねて、スピード違反で警察に追いかけられた時のためにナンバープレートも変更できるようになっている車だもの、当然ベルが有利よね。。。
    なのに、ベルは美女強盗を取り逃がしてしまう。
    まぁ、捕まえてしまったら話は続かないけどね(笑)

    一方の美女強盗はBMWの760!(7シリーズにそんな車があるとは知らなかった。。。)
    改造車とは言え、タクシーに追いつけるはずもなく、ドンでもないスピードと、ドライビングテクニックで逃げてしまった。
    すごっ!
    でも、このカー・チェイスのシーンを見ていたら、何故か、“私をスキーに連れて行って”で原田貴和子と高橋ひとみが雪道をセリカで飛ばすシーンを思い出しちゃった。。。

    ダメ刑事君はずっとドジばかり。
    あんな男が部下や相棒で居たら、イライラするだろうな。。。
    元カノ(上司の警部補)の前でちっともいい所を見せる事ができくて、彼女もイライラのしっぱなし。
    そんなドジ男君は母性本能をくすぐるのか、ベルが運転のコーチをしてあげる。
    ベルが“リラックス”と言っているにも関わらず、その時のドジ男君の肩の力の入りようがまた可笑しい。
    でも、このドジ男君、最後になって“腕利き刑事”ぶりを発揮するのね(^^)
    そして最後は、ベルを助けるために自分が運転。
    バックで何キロか走ったみたいだけど、ちょっと前の運転オンチぶりがウソのよう。
    って、最後にちゃんとオチもあったけどね(笑)

    いや〜、笑った〜
    ちょっと、腹筋痛いかも。。。(^^;


    ベル役のクイーン・ラティファは“シカゴ”で女性看守役をしていた。
    あの時はなんだか憎らしい役だったけど、ベルはとってもチャーミングな女性。
    ジミー・ファロンは私は知らなかったけど、人気コメディアンらしい。
    ジゼル・ブンチェンって、デイカプリオの彼女だったモデルさん。
    ジェシー役は、ヘンリー・シモンズ。
    他にどんな映画に出ているのかしら。。。

    そういえば、ベルは運転中にハンドルを取り替えていたけど、やっぱりMOMOのハンドルって走り屋には必須なのかな?
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      トリコロールに燃えて
      水曜日は映画の日というわけで、久しぶりに映画を観て来た。
      今日はトリコロールに燃えて
      夏木マリが、「この美しい物語に泣いた私は、その夜、彼に抱かれた」とCMしていたから、彼氏との電話でこの映画を観た事を話したら、「Hしたくなった?」だって。
      残念でした! とてもそんな気分にはなれませんでした(笑)


      1933年、英国の貧しい大学生ガイ・マリオン(スチュアート・タウンゼント)は、美貌と天真爛漫な振る舞いで名高い上流階級の娘ギルダ・ベッセ(シャーリーズ・セロン)と出会う。
      全く生きる世界が違うゆえにお互いに強く惹かれ合い、一夜を共にする二人。
      しかし、ギルダはガイの愛の告白を受け入れることなく、単身パリへと旅立っていく。
      3年後、ギルダからの手紙に導かれパリに渡ったガイは、女優やカメラマン、アーティストと次々と自己表現の場を求め、華やかに暮らすギルダと再会する。
      そして始まる、ギルダ、ガイ、ミア(ペネロペ・クルス)の奇妙な共同生活。
      1930年代パリ特有の享楽的な生活を謳歌する3人。

      しかし、英国時代からレジスタンス活動をしたいたガイと、スペインが故国のミアはいつまでも快楽主義的な生活を追い求めるギルダを残して内戦の激化するスペインに渡ってゆく。

      月日が流れ、世界は遂に戦争に突入していった。
      レジスタンス活動のためにナチス占領下のパリに舞い戻ったガイが見たのは、ドイツ将校に寄り添い街を歩くギルダの姿だった。。。


      以下、ネタバレあり。

      う〜ん。
      この映画は愛を描いた映画なのだろうか?
      確かに、ギルダに対するガイの愛情や、ミアとギルダの女性同士の愛情。
      1930年代の退廃的で享楽的な世界観の中での彼らの純愛は描かれていたとは思うけど、それだけ?それが中心?

      ギルダは、心の底ではガイを愛していたと思う。
      ミアとの愛だって、友情か愛情かと言われれば愛だと思う。
      でも表向きは、誰にでも愛情を振りまく、言い換えると、誰も愛していないかのようなギルダ。
      14歳の時に34歳以降の貴女の姿が見えないと占い師に言われた事を気にして、短く太く生きようとしたのだろうが、なんとなく間違っている感じがする。
      34歳で死ぬ時に遣り残すことが無いように、したいことを何でもしているつもりなのかもしれないけど、何をしても納得いっていないような彼女の表情。
      何となく悲しさが漂う。

      そして戦争。
      戦争のシーンは、“戦場のピアニスト”を思い出させる。
      と思ったら、ギルダが愛人をしていたドイツ将校デートリッヒ役は、“戦場のピアニスト”でピアニストを助けた将校役ををやっていたトーマス・クレッチマンだったのね。

      戦争中も享楽的に生きているかに見えたギルダ。
      本当はイギリスのスパイだったのよね。
      最後だけは、自分の信念で行き方を選んだのかなぁ。。。

      「何もわかっていない」
      生きている彼女の最後の言葉。
      何を解って欲しかったのだろうか?
      なんだか、哀しいね。
      人が生きていく哀しみを描いた映画だったのかな。。。


      2時間近い映画だったのに、何となく消化不良。
      シャーリーズ・セロンの美しさと、1930年代の美しいパリと美しい衣装。
      それだけが際立つ映画だった。

      それもタイトルもいただけない。
      生活をしたのはパリだけど、パリの、フランスの為に生きた人はひとりも居ない。
      この映画を駄作だと感じるのは、邦題の影響もあるのかもしれないな。

      あ〜。
      “モンスター”を観ればよかった。。。


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        ディープ・ブルー
        久々の“水曜日は映画の日”(笑)
        今日はディープ・ブルーを観て来た。
        台風の影響で、上演中止の可能性があるとチケット売り場には書いてあったけど、こんな天気の日に観に来る物好きはそう多くない。
        いつもの水曜日に比べてお客さんの入りは少なかった。


        製作7年、ロケ地200ヶ所、撮影フィルム7000時間。
        気の遠くなるような時間と労力を使ったドキュメンタリ。
        ストリーと言えるものはなく、映画の案内には、

        地球の表面積の70%を占める海。
        しかし、その深海5000メートルを超える水域に入った人間は、宇宙を旅した者より少ないという。
        『ディープ・ブルー』は、そんな科学者さえ見たことのない“未知の世界”をはじめ、海の知られざる世界をかつてないスケールで描き、観る者を別世界へといざなう壮大なスペクタクル。
        お腹をすかした子供のために、自分より大きなイルカを狙って氷の海に飛び込むホッキョクグマ。
        氷点下50度の氷上で3ヶ月間絶食して卵を守るコウテイペンギン。
        サメとイルカ、そして海鳥の群れが同じ魚を追って海中で攻防を繰り広げる ―― 時として生命が発揮する、とてつもない強さ、命かけて生きることの美しさを収めた、この現実のドラマは<生きる>ことの本当の意味を強く心に焼きつけます。


        とある。

        映画音楽は初のと言うベルリン・フィルのオーケストラ音楽が素晴らしく、壮大な映像は美しい。
        イルカが戯れ、マンタやクジラが優雅に泳ぐ。
        ダイビングをする様な海好きな人は勿論、あまり海に興味の無い人でも引き込まれると思う。

        映画の入りは“癒し”系映画なのかと思ったけど、殆どが“捕食”に費やされている。
        優雅に泳ぐクジラだってイワシを食べるし、カジキもイワシの群れに突進しながらイワシを食べる。
        そのイワシは種を守る為に竜巻のような群れで泳ぎ、“あの中に巻き込まれたくないなぁ”と思わされてしまう。
        群れと言えば、コメツキカニの群れも。。。(笑)
        サメも群れで小さな魚をいたぶるようにして捕えるし、シャチも捕えたアザラシの子をいたぶるように空に放り投げる。
        クジラ好きの私は、シャチがコククジラの子供を母親から引き離して溺れさせてしまうシーンは観ていられないほどだった。
        でも、彼らはいたぶっている訳ではなく、それぞれの理由があっての行動。
        海のギャングと言われるシャチにとっても、海岸近くでアザラシの子を捕るのは座礁するリスクがあるし、クジラの子だって捕獲までに6時間もかけている。
        クジラの子の体力を奪う為だけど、自分だって相当消耗しているはず。
        生きるって楽じゃないのよね。。。

        小さな子供には残酷な部分もあるのかもしれないけど、小学生以上の子供であれば充分観るに耐えられると思う。
        寧ろ、“生きる”と言う事を考えさせる上でも観せた方がよいかもしれない。
        他の生物から食べられる危険を感じる動物は、同じ種類同志で協力し合って、少しでも種を残す様に生きている。
        同じ“種”同士で殺し合いなんてしない。。。
        今の、ちょっと注意されたぐらいで他人を殺してしまうような短絡な人間に是非とも観て欲しいものだ。


        厳寒の冬の海もあるけど、ハワイのような水が滑らか(私はハワイの海の水をそう思うのよね。。。)な海もある。
        色鮮やかなサンゴ礁もある。
        美しく光る生物が住む深海の暗い海。
        捕食シーンが多いとは言え、大人には“癒し”要素もある作り。
        ビデオ欲しいかも(^^)
        でも、家で観るんじゃ、オーケストラや画面の迫力が半減してしまうかなぁ。。。


        とてもいい作りの映画だと思う。
        どうやって撮ったのか不思議なシーンも多いしね。
        でも、最後の科白の字幕は要らないかも(^_^;)

        “今も人間は海を壊し続けている”
        確かに間違ってはいないけど。。。
        シロナガスクジラが泳ぐシーンに重ねてこのナレーションを流すって事は、反捕鯨の意図を感じさせる。
        海洋生物が生きる為に他の動物をを捕獲する事を“是”とするなら、人間が生きるために海洋生物を捕獲するのも“是”とすべきでは?
        と思っちゃうのよね。。。
        本質を捉えないで、感傷だけの主張は好きじゃないなぁ。。。
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          チベットの女
          「チベットの女」
          チベットに住むイシという女性が、僧侶との初恋、荘園の若旦那(雇い主)との恋とならず者だった夫との50年の愛の物語。
          “愛”の形は、初恋、寵愛、略奪愛と言うことで、どんな描写がされるのかちょっと興味があった。

          ストーリーは、死を目前とした病気の夫と、恋愛に傷ついた孫娘に自分の過去を回想するというスタイルで展開する。
          だから、現在と50年前が行き来する感じ(笑)

          イシは、自分が恋した男性を3人とも生涯愛し続けた。
          そして、3人からも充分愛されていた。
          それは、羨ましく思う。
          自分を振り返って見ると、好きになった男性は3人では足りないし(笑)、
          また、それらの男性たちから今も愛されているかといえば、答えはNoであろう。
          付き合っていた頃は、大事にされていたと思うが、
          例えば、私が死ぬという時に集まって涙を流してくれる人は何人入るだろうか。。。
          映画では、イシが愛した男性3人とも、イシが死んだ後に集まってくれる訳ではないが、(都合さえ付けば)きっと集まってくれるに違いないと思える程に、愛されていた。


          先に書いたが、この映画はチベットが舞台。
          中国人の監督で、チベット人のキャスト。
          そして、オール・チベット・ロケだと言う。

          歴代のダライ・ラマの住居であったポタラ宮殿、チベット仏教の聖地・大昭寺(ジョカン)、それを取り囲む八角街(バルコル)。
          「トルコ石の湖」の別名を持つヤムドク湖や標高4700メートルにあって「天の湖」と言われる3大聖湖の1つであるナムツォ湖。
          めったな事では私たちが見ることの出来ないチベットの景色が美しい。
          景色が広大なせいか、時間もゆったりと流れるような錯覚に陥る(笑)
          ストーリーの展開が現代と50年前を行き来するのだけど、イシの生活は現代でも50年前と殆んど変わらない。
          イシ自身は、電話すら使わないのだが、“現代”を象徴する意図でインターネット・カフェが出て来る。

          中国におけるチベットは、政治的にデリケートな地域だから、よく、こういう映画が撮れたものだと思う。
          聞くところによると、中国では上映は許可されていないらしい。
          が、この映画は中国のアカデミー賞と言われる中国金鶏賞を受賞している。
          中国も政策が変わったのか、それとも、外国向けのアピールなのか。


          正直言って、始めはさほど面白いとは思わなかった。
          映画館に入場する前に、前回上映分を見たお客さんが「久しぶりに泣いた映画だった」と言っていたので、少々期待しすぎたのかもしれない。
          私自身は“泣く”処までは行かなかったけど、まぁなかなかジーンと来る映画ではあったと思う。
          いづれにしても、一度見る価値はある映画だとは思う。


          ##実は、映画の中の景色で一番印象に残ったのはめったに見られない天壇山脈の景色ではなく、画面一面に広がる黄色いフリージアの原っぱでした(笑)

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            オースティン・パワーズ ゴールドメンバーとチョコレート
            映画館で見たバリアフリー - 今日は水曜日でレディース・ディだったから、久しぶりに映画を見てきた。
            昨日から、体調が悪いのに、
            オースティン・パワーズ ゴールドメンバーチョコレートの2本を。
            この2本、チョコレート繋がりかな(謎)

            オースティン・パワーズの方は単純に楽しかった。
            このシリーズ初めて見たので、ミニ・ミーをマイク・マイヤーズのCGかと思ってしまった(^^ゞ
            白木みのる並(以下?)の身長しかないんだもの。。。
            でも、大笑いしたおかげで、少し気分が悪いのが飛んだかな。(笑)

            チョコレートの方は、アカデミー賞やベルリン国際映画祭で賞を取っているから見たいな、なんて思ってたのだけど、
            これってR-18指定なのね。
            ラブシーンの性描写がっていうより、死刑の処刑シーンがあるからR指定なんだと思うんだけど。。。
            黒人に対する人種差別の残る南部アメリカの、すごく切ないラブストーリー。
            人種差別人種差別主義者のハンク(ビリー・ボブ・ソーントン)が黒人のレティシア(ハル・ベリー)と心通わせていく内に
            黒人に対する差別意識が無くなっていく。
            ハンクがレティシアの夫の刑を執行した看守と判った後の
            ラストシーンでハンクが「俺たち上手くいくよ」って言った時の、ハル・ベリーの表情が良かったなぁ。。。

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