ネタバレありの映画鑑賞記録です。ネタバレの嫌いな方はご注意下さい。
映画が中心ですが、一部演劇、ミュージカルもあります。

リチャード3世
リチャート3世を観てきた(^^)

私の会社は月曜日が仕事納め。
今日は取り立てて仕事もないから夜の部に間に合うと思って、ソワレ(夜の部)のチケットを買っていた。
なのに。。。
会社が月曜日は(有給で)休暇を取る事を奨励して、会社の仕事納め(納会)が今日あった。
納会が今日あることについては全く異論はないのだけど、何も定時後にしなくっても。。。(>_<)
お陰で、間に合うハズだった舞台に1時間近く遅刻。。。

イヤ、本当は1時間も遅刻したのは納会のせいだけじゃないのだけどね(笑)
日比谷の日生劇場であっているこの公演、何を勘違いしたかすっかり渋谷の文化村(オーチャードホール)であるつもりで、渋谷に行ってしまった(^_^;)
渋谷についてからチケットを確認すると“日生劇場”と書いてある。
慌てて日比谷に向かった。
この時点で既に30分遅れ。。。(^_^;)
まったく、困ったモンだ(^^ゞ

で、舞台は、主役(リチャード3世)の市村正親が良かった(^^)
台詞を言わなくても、その姿、眼差しだけで、リチャードが単なる悪役でない、実は魅力的な男性?と思わせてくれる。
コンプレックスの裏の悲哀と、冷徹を表現していた。
エリザベス役の夏木マリも良かった。
正直言って、夏木マリが此処までの役者だとは思っていなかった。。。
リチャード3世が王位に付いた後、王位を確固たるものにするために、エリザベスの娘と結婚しようとして、エリザベスに娘の説得を頼む件の掛け合いはすざましかった。
面白かった(^^)


私はシェークスピアの戯曲が好きで、以前は大久保の東京グローブ座にかかる芝居をよく見に行っていた。
シェークスピアは台詞が長いのが有名だけど、その一つ一つの表現が素晴らしいだけでなく、ストーリーもよく練り込まれたもので楽しい。
グローブ座では、グローブ座カンパニーによる正統派の芝居の他に、最近は休止中の上杉祥三プロデュースのBROKENシリーズを上演していた。
他にも、以前、シアターコクーンでGWに毎年上演していた“真夏の世の夢”シリーズなども。
戯曲がしっかりしていると、時代設定やその他の設定をアレンジしてあっても意外に楽しめる事をしったのは、このシアターコクーンのシリーズを観ての事だった。

今回のお芝居は、シェークスピアの演出をやらせたら右に出るものが居ないと言われる蜷川幸雄の演出だったので期待していた。
実は蜷川幸雄演出って、初めて観るのだった。
物語の設定は原作のままだった。
結構オーソドックなのね。。。なんて思って観ていたのだけど。。。
蜷川が得意だと言う、鏡を使った舞台設定は効果があったと思う。
途中、リチャード3世が市民に王位に就くことを要請される件では、あたかも観客がその市民の一部であるかのような演出があり、舞台の鏡はその効果を高めていたと思う。
後は、光の使い方が良かったかな。

でも、音が。。。
プログラムでは、蜷川は今回の芝居では“台詞に拘る”と言ったとあったが、効果音が大きすぎて、肝心の台詞が効果音に掻き消されてしまう場面が何度かあったし、千秋楽近いせいか(?)、台詞の聞きにくい役者も居た。
これはちょっと興ざめ。

全体としてはイイ出来だと思うが、シェークスピアの演出では世界で第一人者と認められイギリスで勲章を貰っている人の演出した舞台であることを考えれば、イマイチかなぁ。。。
出ている役者の何人かの上手さに頼るのではなく、全体として上手く舞わすのが演出家の仕事であるならば、ちょっと評価できない。
評価の高い人には、こちらも求めるものが大きくなるものね(笑)


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