ネタバレありの映画鑑賞記録です。ネタバレの嫌いな方はご注意下さい。
映画が中心ですが、一部演劇、ミュージカルもあります。

<< ヴィレッジ | main | トリコロールに燃えて >>
ディープ・ブルー
久々の“水曜日は映画の日”(笑)
今日はディープ・ブルーを観て来た。
台風の影響で、上演中止の可能性があるとチケット売り場には書いてあったけど、こんな天気の日に観に来る物好きはそう多くない。
いつもの水曜日に比べてお客さんの入りは少なかった。


製作7年、ロケ地200ヶ所、撮影フィルム7000時間。
気の遠くなるような時間と労力を使ったドキュメンタリ。
ストリーと言えるものはなく、映画の案内には、

地球の表面積の70%を占める海。
しかし、その深海5000メートルを超える水域に入った人間は、宇宙を旅した者より少ないという。
『ディープ・ブルー』は、そんな科学者さえ見たことのない“未知の世界”をはじめ、海の知られざる世界をかつてないスケールで描き、観る者を別世界へといざなう壮大なスペクタクル。
お腹をすかした子供のために、自分より大きなイルカを狙って氷の海に飛び込むホッキョクグマ。
氷点下50度の氷上で3ヶ月間絶食して卵を守るコウテイペンギン。
サメとイルカ、そして海鳥の群れが同じ魚を追って海中で攻防を繰り広げる ―― 時として生命が発揮する、とてつもない強さ、命かけて生きることの美しさを収めた、この現実のドラマは<生きる>ことの本当の意味を強く心に焼きつけます。


とある。

映画音楽は初のと言うベルリン・フィルのオーケストラ音楽が素晴らしく、壮大な映像は美しい。
イルカが戯れ、マンタやクジラが優雅に泳ぐ。
ダイビングをする様な海好きな人は勿論、あまり海に興味の無い人でも引き込まれると思う。

映画の入りは“癒し”系映画なのかと思ったけど、殆どが“捕食”に費やされている。
優雅に泳ぐクジラだってイワシを食べるし、カジキもイワシの群れに突進しながらイワシを食べる。
そのイワシは種を守る為に竜巻のような群れで泳ぎ、“あの中に巻き込まれたくないなぁ”と思わされてしまう。
群れと言えば、コメツキカニの群れも。。。(笑)
サメも群れで小さな魚をいたぶるようにして捕えるし、シャチも捕えたアザラシの子をいたぶるように空に放り投げる。
クジラ好きの私は、シャチがコククジラの子供を母親から引き離して溺れさせてしまうシーンは観ていられないほどだった。
でも、彼らはいたぶっている訳ではなく、それぞれの理由があっての行動。
海のギャングと言われるシャチにとっても、海岸近くでアザラシの子を捕るのは座礁するリスクがあるし、クジラの子だって捕獲までに6時間もかけている。
クジラの子の体力を奪う為だけど、自分だって相当消耗しているはず。
生きるって楽じゃないのよね。。。

小さな子供には残酷な部分もあるのかもしれないけど、小学生以上の子供であれば充分観るに耐えられると思う。
寧ろ、“生きる”と言う事を考えさせる上でも観せた方がよいかもしれない。
他の生物から食べられる危険を感じる動物は、同じ種類同志で協力し合って、少しでも種を残す様に生きている。
同じ“種”同士で殺し合いなんてしない。。。
今の、ちょっと注意されたぐらいで他人を殺してしまうような短絡な人間に是非とも観て欲しいものだ。


厳寒の冬の海もあるけど、ハワイのような水が滑らか(私はハワイの海の水をそう思うのよね。。。)な海もある。
色鮮やかなサンゴ礁もある。
美しく光る生物が住む深海の暗い海。
捕食シーンが多いとは言え、大人には“癒し”要素もある作り。
ビデオ欲しいかも(^^)
でも、家で観るんじゃ、オーケストラや画面の迫力が半減してしまうかなぁ。。。


とてもいい作りの映画だと思う。
どうやって撮ったのか不思議なシーンも多いしね。
でも、最後の科白の字幕は要らないかも(^_^;)

“今も人間は海を壊し続けている”
確かに間違ってはいないけど。。。
シロナガスクジラが泳ぐシーンに重ねてこのナレーションを流すって事は、反捕鯨の意図を感じさせる。
海洋生物が生きる為に他の動物をを捕獲する事を“是”とするなら、人間が生きるために海洋生物を捕獲するのも“是”とすべきでは?
と思っちゃうのよね。。。
本質を捉えないで、感傷だけの主張は好きじゃないなぁ。。。
Link用URL | 映画 [た]行 | comments(0) | trackbacks(0)|
0


    -->

    コメント

    お気軽に一言残してくださいね









    この記事のトラックバックURL
    http://cinema.coo.main.jp/trackback/64542
    トラックバック

    | /PAGES |  Page top



     
     
     
     
     
     
     












    このページの先頭へ