ネタバレありの映画鑑賞記録です。ネタバレの嫌いな方はご注意下さい。
映画が中心ですが、一部演劇、ミュージカルもあります。

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トリコロールに燃えて
水曜日は映画の日というわけで、久しぶりに映画を観て来た。
今日はトリコロールに燃えて
夏木マリが、「この美しい物語に泣いた私は、その夜、彼に抱かれた」とCMしていたから、彼氏との電話でこの映画を観た事を話したら、「Hしたくなった?」だって。
残念でした! とてもそんな気分にはなれませんでした(笑)


1933年、英国の貧しい大学生ガイ・マリオン(スチュアート・タウンゼント)は、美貌と天真爛漫な振る舞いで名高い上流階級の娘ギルダ・ベッセ(シャーリーズ・セロン)と出会う。
全く生きる世界が違うゆえにお互いに強く惹かれ合い、一夜を共にする二人。
しかし、ギルダはガイの愛の告白を受け入れることなく、単身パリへと旅立っていく。
3年後、ギルダからの手紙に導かれパリに渡ったガイは、女優やカメラマン、アーティストと次々と自己表現の場を求め、華やかに暮らすギルダと再会する。
そして始まる、ギルダ、ガイ、ミア(ペネロペ・クルス)の奇妙な共同生活。
1930年代パリ特有の享楽的な生活を謳歌する3人。

しかし、英国時代からレジスタンス活動をしたいたガイと、スペインが故国のミアはいつまでも快楽主義的な生活を追い求めるギルダを残して内戦の激化するスペインに渡ってゆく。

月日が流れ、世界は遂に戦争に突入していった。
レジスタンス活動のためにナチス占領下のパリに舞い戻ったガイが見たのは、ドイツ将校に寄り添い街を歩くギルダの姿だった。。。


以下、ネタバレあり。

う〜ん。
この映画は愛を描いた映画なのだろうか?
確かに、ギルダに対するガイの愛情や、ミアとギルダの女性同士の愛情。
1930年代の退廃的で享楽的な世界観の中での彼らの純愛は描かれていたとは思うけど、それだけ?それが中心?

ギルダは、心の底ではガイを愛していたと思う。
ミアとの愛だって、友情か愛情かと言われれば愛だと思う。
でも表向きは、誰にでも愛情を振りまく、言い換えると、誰も愛していないかのようなギルダ。
14歳の時に34歳以降の貴女の姿が見えないと占い師に言われた事を気にして、短く太く生きようとしたのだろうが、なんとなく間違っている感じがする。
34歳で死ぬ時に遣り残すことが無いように、したいことを何でもしているつもりなのかもしれないけど、何をしても納得いっていないような彼女の表情。
何となく悲しさが漂う。

そして戦争。
戦争のシーンは、“戦場のピアニスト”を思い出させる。
と思ったら、ギルダが愛人をしていたドイツ将校デートリッヒ役は、“戦場のピアニスト”でピアニストを助けた将校役ををやっていたトーマス・クレッチマンだったのね。

戦争中も享楽的に生きているかに見えたギルダ。
本当はイギリスのスパイだったのよね。
最後だけは、自分の信念で行き方を選んだのかなぁ。。。

「何もわかっていない」
生きている彼女の最後の言葉。
何を解って欲しかったのだろうか?
なんだか、哀しいね。
人が生きていく哀しみを描いた映画だったのかな。。。


2時間近い映画だったのに、何となく消化不良。
シャーリーズ・セロンの美しさと、1930年代の美しいパリと美しい衣装。
それだけが際立つ映画だった。

それもタイトルもいただけない。
生活をしたのはパリだけど、パリの、フランスの為に生きた人はひとりも居ない。
この映画を駄作だと感じるのは、邦題の影響もあるのかもしれないな。

あ〜。
“モンスター”を観ればよかった。。。


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